日記

(書きなぐり帳)

21年間会っていない母親のアカウントを見つけた話

小説の構想ですって言ったらそれっぽくなるのかも


生きてるか死んでるか知らない、
顔も声も覚えていない、
名前は母子手帳で見て覚えている
母親のSNSアカウントを見つけてしまった

姉が成人したころ、
◯◯(姉)の母です。何か知ってる人いますか
みたいなツイートをしていた
それからはずっとディズニーチケット当たりますみたいなのをリツイートしていた
3年前くらいからアカウントそのものが動いていなかった

姉のアカウントどれだっけーって探してる時に偶然見つけてしまった


アイコンが顔写真だった

正直すごく私に似てた
目元とか特に似てた


姉のことをツイートしてたけど私のことは覚えているのだろうか
わたしも何にも覚えてなかったから別に覚えてなくてもいいけどさ

なんか言葉にならない


お父さんの部屋探ってみたことあるし
ネットで調べてみたことあったし
でもこんな風に見つけてしまうなんて


ほんっとなんにも母親についての話聞いたことなかったし写真もお父さんの部屋探ったとき見つけられなかったし姉の小さい頃のアルバムに母親が書いたらしき日記みたいなものは見つけたことあるけど


なんか見なかったことにしてしまいたい気もある
でも踏み込んでみたい気もしなくもない
今までの22年間が全部ひっくり返るかもしれないしひっくり返らないかもしれない


2年前くらいに自動車免許取ったりパスポート作ったりして、
その時に自分で住人票?とか戸籍抄本とか発行?してみて、
それ見て、今の家に1歳半ぐらいで引っ越してきて2歳になるちょっと前に親権が父親だけになってること知って
でもあーそうなんだなーって思うだけで

なんかね
なんなんでしょうわたしの人生

全然不幸だとは思わないけど


でもやっぱり母親がいたらどうなってたんだろうって思ったり

やっぱり思わなかったり


でも少なくとも3、4年前くらいまでの生存確認は取れたんだよね

わたしの中ではそれがとても大きいのかも
生きてるか死んでるかすら知らなかったから



やっぱり何言いたいか分からなくなってしまう

もし会えたらなんて言われるんだろう

わたしは何を思うんだろう